『新鮮だった』と語る曲作りのエピソードやこだわったポイント、
さらには、メジャーデビュー3年目に向けた心境や意気込みに迫る

――2024年8月のメジャーデビューのタイミング以来、2回目のインタビューとなります。今年の夏にはデビュー3年目に入るわけですが、ご自身の中でデビュー当初からの変化や成長を感じる部分はありますか?
「デビュー当初は少し頑張り過ぎてしまったところがあったのですが、2年目になってからは、自分のキャパを知ることができたので、心に余裕を持って活動できるようになってきたかなと思っています。最初の頃は取材中も手元にメモ帳を置いて、それをちらちら見ながら読んで答えていたような感じでしたが、今では頭の中が整理されてきて、焦らずゆっくり答えられるようになりました。もう“新人”アーティストという括りではなくなると思うので、もっとしっかりしなきゃなと本格的に思い始めているところです」――前回のインタビューの時は黒髪の印象が強かったのですが、2026年に入って、新しいアーティスト写真では金髪に変わっていますね?
「新しい自分になりたい、変わりたいと思って金髪にしました。教室の後ろに机が積まれていて、何かを訴えかけているようなアー写になっています。私自身があまり学校に行けていなかったので、教室の中で成長した姿を写真で撮ってもらうということはとても感慨深かったですし、学生時代のことを色々思い出しました。あの頃はまさに反抗期みたいな感じだったので、反骨精神というか、これから戦っていくぞという決意表明のようなイメージです」
――2024年8月のメジャーデビューのタイミング以来、2回目のインタビューとなります。今年の夏にはデビュー3年目に入るわけですが、ご自身の中でデビュー当初からの変化や成長を感じる部分はありますか?
――前回のインタビューの時は黒髪の印象が強かったのですが、2026年に入って、新しいアーティスト写真では金髪に変わっていますね?
――そして、今年に入ってからは、現在放送中のTVアニメ『勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。』のエンディングテーマを担当しています。初のアニメタイアップということで、楽曲ができるまでの過程や曲作りについて色々聞いていきたいのですが、どのような流れで作っていったのですか?
――最初からエンディングテーマだと決まっていたのですか?
――お題を与えられて曲を作るという作業はいかがでしたか?
「新鮮でしたね。今までは、自分の感情に引っ張られて曲を作ってきましたが、お題をいただいてから曲を作るという作業はとても楽しかったです。苦戦するかなと思いきや、気付いたらできていた…といった感じでした。主人公のヨウキという男の子の目線で作ってみようと思ってからは結構スラスラかけましたね。でも、秒数が決められていたので、その尺に収めるという部分ではかなり苦戦しました。どうしてもはみ出してしまったり、逆に足りなかったりして、何度も何度も調整しながら作りました」――歌詞から書いたとのことでしたが、普段の曲作りも基本は詞先ですか?
「多分全部そうです。まず歌詞を先に書きます。なので、今回も今まで通りの自分の曲作りのスタイルで作りました」――作詞する時は、頭から順番に書いていくものですか?
「そうですね。作詞に関しては、いつも頭から始めて最後まで書いていきます。今回は原作に出てくるキャラクターや印象に残ったキャラクターの動作など、分かる人には分かるような遊び心も入れて作ってみました。作曲については、どうやったんだろう?と自分でも思うぐらい自然に気付いたらできていたという感覚です」
――特にこだわった歌詞やお気に入りの歌詞を教えてください。
――曲は自然にできあがったとのことでしたが、作曲も頭からですか?
「実は、曲はサビから作っていきました。アニメの楽曲ということで、キャッチーなサビにしたいと思って、ボイスメモに吹き込んだいくつかの案の中から、一番頭の中に残ったメロディーに決めて、そこからAメロとBメロを作っていった感じです」
――ちなみに、アニメのエンディングはいわゆるTVサイズですから、フル尺では流れないということを作る時から意識していたのですか?
「意識しました。まずはイントロが一番大事だと思ったので、編曲のしがない高校生さんに印象的なイントロにしてもらい、サビをとにかくキャッチーにするというところにはこだわりましたし、アニメを見て気になった人がフルサイズで聴いた時に、2番からの展開を聴いてびっくりするような曲になっていたら面白いと思ってフルサイズを作りました」――曲のテンポが変わったり、最後にまた盛り上がったりしていく曲の構成は、大宮さんのアイデアだったのですか?
「そうです。しがない高校生さんには、私が思い描いている曲の構成イメージを伝えて、曲調に合わせた感じのリファレンスを送った形です」――改めて、タイアップ曲を作ったことで気付いたことは何かありますか?
「意外と明るい曲を作るのも楽しいんだなと思いました(笑)。本当に暗い曲ばかり作ってきたので…。明るい曲を作って自分で歌うのってどうなんだろう?と思っていた時期もあって、絶対に似合わないと思っていたのですが、完成した曲を聴いたら、ずっとリピート再生しちゃうぐらいに自分でもハマったので、考え過ぎだったのかなと思うようになり、曲作りが楽になったという感覚はありますね。制作自体も楽しかったので、是非お題を元にまた曲を作ってみたいなと思いました。本当に最初はどうすればいいのかまったく分からなかったのですが、何とかいい曲ができて良かったです」――最初はまったく分からなかったとのことですが、曲作りの感覚を掴んだようなきっかけやポイントは何かあったのですか?
「それは明確にあります。サビ前の「助けて!恋のキューピッド!」という歌詞ですね。ネタバレみたいになってしまいますが、作品の中に恋のキューピッド役が出てくるんですよ。それで、「恋のキューピッド」というフレーズは絶対に入れたいと思って、それをサビの前に入れることでサビを盛り上げたいなと決めてからは、早かったかもしれないです」――途中で曲のテンポが変わる緩急がある感じも魅力的ですし、最後に疾走感が高まる感じもこの曲の特徴かなと感じましたが、フルサイズで聴いた時に聴いてほしいポイントやこだわった部分を教えてください。
――ちなみに、こういう曲の展開というのは、歌詞を書いている時点から考えているものなのですか?
「最初から想定して歌詞を書いています。アニメサイズでいいなと思ってくれた人が、普通にフルサイズで聴いた時に、2番以降がそのままだったらつまらないなと思って、ガラッと変えた方が聴いていて飽きないだろうなと思ったので、歌詞を書いている時点で、曲全体の構成やアレンジも考えながら書いていました。」
――そのお話もとても興味深いですね。さて、前回のインタビューでは「昔の夢は声優だった」と答えていましたが、そんな大宮さんが今回のアニメタイアップのお話を聞いた時にはどう思いましたか?
――原作ファンの方やアニメを見た方のリアクションも気になると思うのですが、普段エゴサはしますか?
――大宮さんは現在も地元の長崎県を拠点に活動されていますが、ミュージシャンのストーリーとしては、メジャーデビュー前後に上京してくるという流れがあるのかなと思います。そのあたりはどう考えていますか?
――でも、一方では長崎を離れることへの不安もありますよね?
――この先またどんな楽曲を届けてくれるのか、楽しみにしています。では、最後の質問です。今年の夏にはメジャーデビュー3年目に突入しますが、大宮さんが今このタイミングで思い描いている夢や目標を聞かせてください。
「そうですね。今までは、自分が辛いから曲を書くというそんな曲ばかりだったのですが、そろそろ誰かの背中を押せるような楽曲を作りたいなと考えるようになってきました。私もたくさんの音楽に背中を押してもらってきて、自分がそっちの立場に行くのはまだおこがましいというか、お前が背中を押すとか言うなよと思っていたんですけど…、最近は誰かのために生きたいなと思うようになってきました。これからは、自分が辛いから曲を作るのではなくて、誰かの辛い気持ちや悲しいという感情を優しく抱きしめて、そして、背中を押せるような楽曲を作れるアーティストになりたいと思っています」Interview & Text:ATSUSHI OINUMA
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リリース情報
Digital Single「キミ攻略ゲーム」
2026.01.14 Digital Release
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